新作「薬師三尊像」

この度の大雨の影響により、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い収束と復旧をお祈りいたします。
さて、先月6月に富山県小矢部市内某所で個展を開く予定でしたが、
新型コロナ渦の影響により、延期(時期未定)となりました。
この個展に向けて新作を制作していたので、この場を借りてお披露目いたします。
薬師三尊像です。
この作品に着手した時点で、既に新型コロナウイルスの感染者数はうなぎ登りでした。
アマビエやクタベではありませんが、
1500年ほど前から日本にいらしている、ほとけさまです。
何かご利益があるのではないか、という想いと、
描くことで私自身が、薬師様のご利益をいただいているような想いと、
あとは、やっぱり私らしく、かわいくポップに明るいテイストで。
薬師三尊さまを描かせていただきました。
こちらの新作は既に印刷済みで、自宅保管も苦手と悩んでいたところ、
ご縁あって、市内某所にて飾っていただけております。
もしお見掛けの際は、どうぞ宜しくお願いいたします。
追記:このような形で飾っていただいてます。(階段の踊り場です)
仏師の方が作られた仏像や、
お寺の僧侶様、坊守の方々などが描かれたほとけさまのように、
魂入れがされていたり、ご祈祷されたものではありません。
ありがたいお経もお言葉もお供えしていません。
ただ、少しでも気持ちが楽になるといいなあ、という想いで、
描かせていただきました。
手に持っているのは薬壺です。
脇侍は日光月光菩薩さまです。(薬師寺が有名ですね)
光背の化仏は「七仏薬師」といって、薬師如来さまの分身だそうです。
明確な役割があるためか、覚えやすいほとけさまですね。
ほとけさまといえば、仏教界隈はYoutubeをはじめ、
皆様いろんな動きをされています。
目が離せませんが、離さないことには仕事も進まず、
泣く泣く、世の動きをかいつまんで知っている状況です。
うまく関わることができたら嬉しいのですが、なかなか難しいですね。。。
個展は、無事開催が確定しましたら、
また時期をご案内する予定です。
ただし、市外・県外からのアクセスはそれほど良いとは言えない場所ですので、
地元の方々へのご挨拶が中心になるかと思います。

2020年上半期を振り返る

話は変わりますが、7月になりましたので、
Twitterで「#2020年自分が選ぶ今年上半期の4枚 」をまとめました。

正直、年が明けてからのどの案件も思い出深く、
有難くもコロナ渦において、大きな打撃もなくお仕事をいただけております。
しかし、自らを振り返るとまだまだ力及ばない点が否めず、
これからもご指導ご鞭撻いただけますと幸いです。
数々のご縁に感謝を込めて。
2020年下半期も、どうぞ宜しくお願いいたします。
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